webサイトを運営していると「SEO」という言葉をよく耳にしますよね。それに対して「SEM」はどうでしょうか？
あまり聞き慣れない単語かと思います。SEOとSEMの違いについて説明して欲しいと言われても、少し迷ってしまいますよね。
インターネットで物を買ったり、サービスに申し込むのが当たり前になった現代で、SEMの意味を把握することは非常に大事です。
webサイトを運営し自社の商品やサービスを展開していく上で、SEMは必ず抑えておくべき単語です。
本記事では、SEMの定義から下記の内容に関して解説していきます。
- SEMとは
- SEMとSEOの違い
- SEMのメリット
本記事を読んでいただくことで、SEMについて理解することができます。
ぜひ、最後まで読んでいただき、明日からのマーケティングに活かしてください。
SEMとは？
SEMとは「Search Engine Marketing（検索エンジンマーケティング ）」の略語です。
Googleなどの検索エンジンからwebサイトに対して訪問者を増やすためのマーケティング全体を差してSEMと言います。
つまり、SEMはマーケティング全体を差してその中にSEOやリスティング広告などの手法があるということです。
SEOやリスティング広告はあくまでSEMを進めるための施策となります。
違いを理解するためにSEOとリスティング広告に関して、解説していきます。
SEOとは？
SEO（Search Engine Optimization）は日本語では「検索エンジン最適化」と言います。特定のキーワードで検索した結果の上位に表示させることで、集客率を高める手法を差します。
SEOはこれを行えば完璧というものはありません。
検索結果に表示させるためのアルゴリズムは、日々進化しています。
現時点で検索ページの上位に表示されていても1年後には検索ページのサイトが全て入れ替わっていることも普通にあります。
つまり、1度検索ページの上位に表示されても検索結果の何番目に自社のサイトがあるのかを確認し対策し続けなければなりません。
また、webサイトを検索結果の上位に表示させるためには、下記の内容についても対策していく必要があります。
- コンテンツの質
- 内部対策
- 外部対策
- 被リンク対策
など。
さまざまな観点でwebサイトを運営し改善し続けることが必要な施策と言えます。
リスティング広告とは？
リスティング広告とは、検索連動型広告やディスプレイ広告、動画広告、リターゲティング広告を総称したものを言います。
よく目にするものとして、検索エンジンで何か調べものをした時に、「広告」と書かれたwebサイトが上位に表示されていると思います。
これが、リスティング広告です。
特定の検索キーワードに対して1クリックごとに支払いが発生するという課金方法で掲載できる広告です。リスティング広告は、広告料を支払うことで確実に上位に表示させることができます。
SEOのように時間をかけてwebサイトを作り上げていく必要性もないために短期間で効果を発揮することが可能です。
SEMを行う理由
では、なぜSEMを行っていく必要があるのでしょうか？ここでは、SEMを行うべき理由について解説します。
購買行動の変化に対応した施策を行なう必要があるから
検索エンジン上やSNSなどインターネットが発展したことで、購買行動を起こす場所が変化しています。
ひと昔前であればインターネット上で物を買う人は少数派でした。しかし、現代ではインターネット上で物を買うことが当たり前となっています。
その変化に応じてマーケティング方法も変化させていかなければなりません。SEMを考えターゲットの購買行動を把握し、対策していくことが必要となります。
ネット上で認知拡大を行う必要があるから
現代では、スマホなどインターネットを使っている時間が長くなってきています。平均時間は 142.6 分とも言われており、1日で約2時間はインターネットを使用しています。
つまり、インターネット上でうまくマーケティングすることができれば商品やサービスの認知の拡大を行うことが可能となります。
そのためにはSEMでどんな施策を行っていくかが重要となるわけです。
SEMを行うメリット
次にSEMのメリットについて解説します。SEMを行うメリットは主に3つあります。
- 検索エンジンから購買する可能性の高い顧客を集めることができる
- 告知や宣伝効果によるブランディングの確立
- 広告予算の効率化
上手くSEMすることができれば上記のようなメリットを獲得することができます。今後幅広い年代がインターネットに触れることを考えると、SEMは必須です。
SEMが上手くできるかできないかで、商品やサービスの販売に大きな差が生まれることは間違いないでしょう。
SEMの評判
実際に、SEMを行っている人達の声を集めてみました。
”自社が提供する商品・サービスで、そんなユーザーの問題を解決できるのであれば、SEM を使い集客すると、購入や問い合わせという期待する成果をあげることができそうですよね。”
”SEO・リスティング広告にはそれぞれ異なるメリットがあるため、メリットを踏まえながら上手く使い分けていくことが大切”
SEMという考え方自体がまだ新しいものです。
SEMを積極的に行いながら商品をマーケティングしている会社も増えてきていますが、まだまだ不十分な会社も多いのが実態です。
今後インターネット上で商品やサービスを販売していくならSEMをしっかりと学んでいくことが必要と言えます。
SEMのまとめ
今回は、SEMについて解説してきました。
- SEMとは「検索エンジンマーケティング」といい、ネット上で訪問者を増やすマーケティング全体を差す。
- SEOは、「検索エンジン最適化」といい、、集客率を高める手法である。
- SEMを行うことで購買意欲の高い顧客を集めることができる。
SEOとSEMの違いなど理解できましたか？
SEMという概念を理解し、ネット上でマーケティングしていくことで効率良く物やサービスを届けることができます。
今後、インターネットがさらに進化していくことを考えると、早い段階でSEMを理解し導入していくことが必要です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
