今勤めている会社の仕事内容や収入に不満があったり、自分の夢や目標ができて起業したいと思ったことのある方は多いと思います。
しかし、実際に起業しようと思ってもなかなか第一歩が踏み出せず、諦めてしまう方や起業したけれど事業がうまくいかず廃業してしまった方も少なくありません。
そこで今回は、起業するために必要なスキルや起業することのメリット、評判などを詳しく紹介します。
起業とは
起業とは、事業を初めて新たなビジネスやサービスを世の中に提供することです。
世の中に大きな影響を与えるような起業を目指さなくても、市場価値のある商品やサービスを提供することができれば立派な起業です。
最近では、YouTuberとして動画からの広告収入を1つの事業で起業している方も少なくありません。
また、必ずしも新しいものを生み出す必要はなく、既に存在している商品やサービスを少し改良したり、付加価値をつけて提供する方法もあります。
起業するために必要なスキル
特定の仕事をするために必要なスキルは簡単に知ることができますが、起業するためにはどのようなスキルが必要になってくるのでしょうか。
続いては、起業するために必要なスキルを5つ紹介します。
分析能力
起業したい分野について今どのようなものが流行っているのか、どのような価格なのか、競合他社はどのような方法で事業を行っているのか、などをしっかり調べて分析する納涼が必要です。
ただビジネスを始めてもしっかりと分析ができていなければ、うまく事業を伸ばすことができないので、情報収集したりデータをまとめて分析するなどを意識しましょう。
マーケティングスキル
これから提供しようとしている商品やサービスは、どのような年齢層や好みの方にニーズがあるのだろうか、事業を伸ばすためにどのような活動をすればいいのか、などを考えて戦略を立てることが大切です。
マーケティングスキルは、ビジネスをするにはとても大切なスキルで時代によっても変化していくので常に学習する必要があります。
そのため、事業が波に乗った後でもしっかりと今後マーケティング方法を考えて行動することが大切になります。
会計・経理
起業してある程度安定すれば税理士などを雇って任せることができますが、最初の頃は自分で行わなければいけない場合が多いです。
さらに、経費の無駄遣いや支払わなければいけない支出。税金などの管理をしっかり行わなければ、会社を続けることもできなくなってしまうので、基本的な知識が必要です。
精神力
起業は、必ずしも成功するとは限りません。
さらに、少し順調に進んでいても突然業績が落ちて赤字になってしまうことも少なくありません。
しかし、1度落ちてしまったら2度と復活できないわけでもないので、どんな時でも努力して継続していける精神力が大切です。
PCの基本的な操作スキル
現在では、自社ホームページも持っており、会計や経理、SNSや資料作成などをほとんどPCで行っている場合が多いです。
仕事自体で使わなくても、こういった事務的業務ではPCはほぼ必須とも言えるので、PCの基本的な操作方法スキルは身に付けることをおすすめします。
しかし、プログラミングなどのスキルまでは必要ないので、誰でも簡単に身につけることが可能です。
起業するメリット
起業は必ず成功するとは限らず、身につけなければいけないスキルも多いですが、自分で事業をおこせて、好きな働き方もできます。
続いては、起業するメリットについて5つ紹介します。
好きなビジネスができる
自分が関心のあるビジネスやこれから伸びそうなビジネスなどを始めることができ、やりがいを感じやすいです。
さらに、1つのビジネスに限らず複数のビジネスをすることも可能なので、自分のやってみたいことを挑戦することができます。
先ほども、紹介したようにYouTubeで動画配信活動をして起業している方も多く、好きなことで生活することも夢ではありません。
収入が青天井
起業は、自分の努力や提供している商品やサービスの売れ行きによって、収入が大きく左右されます。
そのため、毎月決まった額の収入ではなく、会社の成長具合によっていくらでも収入を増やすことが可能です。
もちろん、赤字になってしまったり、低迷してしまうこともありますが、それも企業の魅力の1つです。
働き方が選べる
在宅で行いたいのか、オフィスを構えて勤務したいのか、何時から何時まで働きたいのか、などの働き方を自分で自由に選ぶことができます。
業種によっては出張や現場に向かうなどの作業が必要になるかもしれませんが、それも自分の選択で変わってきます。
また、IT系の事業で起業した場合だと、家から全く出る必要もなく勤務時間も決まっていないので、ライフスタイルを優先した働き方をすることもできます。
税金を意識できる
会社員とは違い、自分でしっかりと売り上げの中から支払わなければいけない税金を計算して、自分の収入などを考えなければいけません。
さらに、経費はどこまで落ちるのか、などの知識も身につき税金やお金に対する意識が強まるので数字に強くなります。
定年が無い
会社員とは違い自分が経営者として会社を運営しているので、決まった定年などの制度はありません。
そのため、老後でも自分が働き続けたいと思えば好きなだけ仕事をすることができますし、好きなタイミングで引退することも可能です。
また、若いうちに大きな額を手に入れることができれば、セミリタイアなどの目標を持つことができます。
起業とフリーランスの違い
起業は、個人事業主や株式会社などの種類があり、新しく事業を始めることです。
売上や利益を出しているかどうかは関係なく、自分で事業を持っており会社経営者として勤めていることになります。
フリーランスは、企業や組織に属すことなく個人で仕事を請け負う働き方のことになります。
そのため、フリーランスで個人事業主の方や法人を設立している方もいます。
さらに、業種に関係なく持っているスキルや知識をうまく提供して仕事を請け負うことができれば、誰でもフリーランスになることが可能です。
しかし、起業は、開業届を税務署に提出しなければいけません。
まとめ
多くの方が起業したいと思ったことがあると思いますが、実際に起業した方はとても少ないです。
また、起業は簡単にすることができますが、会社を順調に運営したり倒産しないように続けることはとても難しいです。
しかし、自分の好きな働き方やビジネスができ、夢やメリットもとてもたくさんあります。
そのため、これから起業をしようと考えている方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみることをおすすめします。